無料で使える3DCGソフト DAZ Studio のインタラクティブチュートリアル。今回はシーンのライティング手順になります。前回のステップ「フィギュアの位置や向きを編集する」はこちらで紹介しています。
インタラクティブチュートリアルの再開
DAZ Studio を起動したら新規シーンの状態になっているので、そこからインタラクティブレッスン Getting Started のステップ7 Lighting a Scene を始めましょう。
画面右下にあるレッスンボタンから Guided Tours > I-Getting Started > VII-Lighting a Scene を選択します。
Open the Scene が表示されます。「前回のレッスンで作成した Barefoot Dancer シーンを開きます」と言うメッセージ。ここでは前回のステップ IV-Posing a Figure を保存したシーンを開きます。
シーンを開くとレッスンメッセージ Change the Active Renderer が表示されます。[Render Settings]ペインをクリックすると、これまでのステップ同様で、NVIDIA Iray に設定済みの場合はスキップされます。
シーンのライティング
ここから実際にシーンのライティング順に入ります。レッスンメッセージ Exposure Value が表示されます。内容はだいたいこんな感じでしょう。
Exposure Value(露出値)は設定によってイメージの全体的な明るさをコントロールします。これは、光の強さによって瞳の瞳孔の大きさを調整することに似ています。
露出値の変化を確認するために矢印に従ってビューポートの描画オプションを変更します。
矢印の示す [Aux Viewport]ペインをクリック。
次に矢印の示す部分をクリックして描画オプションの一覧が表示されたら NVIDIA Iray を選択します。
レンダリングが始まり、画面右下のレッスンメニューバーの左側に計算の進度バーが表示されます。
計算が終了した [Aux Viewport]ペインの状態。レッスンメッセージが表示されたままだと画面が暗いので、メッセージを閉じた状態です。
レッスンを再開してメッセージ Increasing the Exposure Value の内容を確認。
矢印に従って、[Render Settings]ペイン > Tone Mapping をクリック。
Exposure Value の 値を 8 にします。
レンダリング計算が始まり、計算が終了したらレッスンメッセージを閉じて [Aux Viewport]ペインの状態を確認。このように明るすぎる状態になっています。
レッスンを再開してメッセージ Decreasing the Exposure Value の内容を確認。こんな感じです。
Exposure Value プロパティを13に戻すと…
レッスンを再開するとレッスンメッセージは「備えあれば憂いなし」 Better Safe than Sorry が表示されます。
画面右上、メニューバーの保存アイコンをクリックしてシーンファイルを保存したらこのステップは終了です。
レッスンメッセージ Finding the Light が表示されます。内容はこんな感じでしょう。