みなさんこんにちは!先日11月12日に初めて参加したデジゲー博2017 も無事終了しました。今回は当日を振り返って反省会を開きたいと思います。
デジゲー博2017とは?
まずはデジゲー博2017 の内容について整理。
- 内容
- 同人・インディー デジタルゲームオンリー展示・即売会
- 日程
- 2017年11月12日(日)
- 会場
- 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX2階アキバ・スクエア&秋葉原UDX4階 UDXギャラリー
- 募集スペース
- 直接参加のみ250スペース
サークル参加資格
以下に該当するもの1点以上をイベント当日に展示・頒布できること。
- 自作のPC用ゲームソフト
- 自作のスマートフォン・タブレットデバイス用アプリ
- 自作のコンシューマーゲーム用ソフトウェア(メーカーが認めている手段で起動できるものであること)
- 自作デバイスで動作するゲーム
- 上記アプリ・ソフトの開発を支援するソフトウェア・同人誌・サービス(※新刊・既刊は問わず。二次創作も頒布・展示可)
当日の行動
イベント当日の行動はだいたい次のような感じでした。
反省点と検討点
ということで、ここからは反省点と次回参加の検討点について考えていきたいと思います。
1台のPCでゲームデモとデモディスク作成の同時進行は厳しい!
イベント前日までに会場で配布するゲームのデモディスクの用意が間に合いませんでした。そこでイベント開催中に展示スペース内でディスクを焼くという、ある意味リアルタイムライティングを行う羽目になってしまいました。
さらに、手持ちのDVDドライブが無かったので、会場へ向かう直前に量販店で購入するという行き当たりばったり感。ちなみに店頭で買ったのはこちらの外付けDVDドライブでした。
ロジテック(エレコム) DVDドライブ/USB2.0/ブラック LDR-PMJ8U2LBK (画像:アマゾン商品リンク)
来場者がゲームを試遊している最中はDVDライティングの操作を中断する必要があったので、デモディスクの配布と作成が追っかけっこ状態でした。
無料配布デモディスクが余った!
ゲーム展示のデモプレイ対応と配布用デモディスク作成の同時進行という中、展示スペースで足を止めたり、ゲームを試遊してくれた来場者に次々とデモディスクを配布していると、思いのほか早いペースでディスクが減っていきました。
当初30枚程度のデモディスク配布を予定しており、お昼前には10枚以上を配布していました。このペースでは昼過ぎにはデモディスクが配布し終わってしまうのではないかと思い、配布ペースを落としたのです。
しかしその対応が裏目に。午後になると来場者の層が変わったのでしょうか?展示スペース前で足を止める来場者が少なくなり、デモディスクの配布ペースが一気に遅くなりました。イベントが閉会した時には、デモディスクは6枚ほど残りました。今考えると午前中の速いペースのままデモディスクをどんどん配布すればよかったですね。
無料配布デモディスクを手に取ってもらえる方法が必要!
イベント後の印象としては、事前に知られていないゲームタイトルの無料配布のディスクというのは、置いているだけではほとんど手に取ってもらえないので、どんどん積極的に配布する必要があると感じました。
無料配布のデモディスクは置いているだけでも手に取ってもらいやすいようにジャケットデザインを考えたり配布案内のPOPについても考える必要がありますね。
POPを使って情報提供が必要!
午前中、展示ブースに足を止めてくれた来場者に声をかけながらデモディスクを配布していましたが、無料配布中と書いたPOPを用意していませんでした。
展示スペースの案内情報として、カタログに記載されている展示スペース番号やサークル名、ゲームタイトル名のわかるPOPは最低限必要だと感じました。
展示ゲームにはオートデモが必要!
今回の出展ではノートPCでデモゲームを実行し、液晶モニターに画面を表示、ゲームコントローラーでプレイ、音声はヘッドホンを着用してプレイできるように展示をしていました。
しかし、実行中のデモゲームは、誰かがプレイしていない間、ずっとタイトル画面が表示されたままでプレイ中の画面を見ることができないようになっていました。途中から昼過ぎぐらいから別に用意したゲームプレイ動画を再生して時々切り替えてモニターに表示しました。
一般に販売されているゲームでは当然のようにあるオートデモですが、いざ自分でゲームを作るとそこまで気が回っていないことが良くわかりました。今後はオートデモを用意するか、別にプロモーション映像の用意を考えたいと思います。
なんだかんだでゲームキャラがカワイイと好印象!
今回出展した作品『Choronus Paradx』は、デモゲームを試遊していただいた来場者からは「キャラクターが良いですね!」という声をたくさんいただきました。
『Choronus Paradx』のゲーム内に登場するキャラクターは無料で使える3Dモデル素材として中野区応援キャラクター中野シスターズ を使用させてもらいました。やはり、カワイイキャラクターがゲームの印象に与える力は大きいことを実感。
展示スペースが1スペースだと2人並んで座るのはキビシイ!
一般的な同人誌イベントの展示スペースのサイズと同様に、今回のデジゲー博2017でもサークル参加の1スペースサイズは幅180cm奥行き45cmテーブルの半分で幅90cm。これは2人が並んでギリギリ座れる幅でした。
ちなみに参加申し込みの際、1スペースで付属しているイスは1脚だけでしたが、展示準備中の会場では追加イスの利用申し込みのアナウンスが行われていました。
フロアスタンドを使ったポスター展示は目立つ!
展示スペース内にフロアスタンドでポスターをレイアウトしているサークルが多く目に付きました。こういうやつですね。【INSIGHT WORKS】 POPスタンド(フロアスタンド) 長さの調節が便利なスライド式/持ち運びに便利な分解可能タイプ(ドライバー不要) (本体のみ) (画像:アマゾン商品リンク)
展示スペースの背景パーティションとしての機能もあるのでポスターの作成も含め、設置や運搬のコストがどの程度なのか考えてみたいと思います。
チラシはあったほうがいい!
今回の出展では制作途中のゲームデモンストレーションということでチラシを用意しませんでしたが、やはり具体的なゲーム内容の情報を掲載した物を用意する必要があると思いました。
デモプレイ用に用意したヘッドホンの使用率は低かった!
無駄にこだわったヘッドホンスタンドと共にデモプレイ用に用意したヘッドホンでしたが、残念ながら、ほとんどの方はヘッドホンを使用せずにゲームの試遊をされていました。
ちなみに展示に用意したヘッドホンはこれでした。ソニー SONY ヘッドホン MDR-ZX110 : 密閉型 折りたたみ式 ブラック MDR-ZX110 B (画像:アマゾン商品リンク)
実は他の展示サークルでもヘッドホンを用意しているサークルは結構多かった印象でしたが、自分自身で他のサークルのゲームを試遊させてもらった際にヘッドホンを使用して感じたのは、ゲーム試遊中にサークルの人と会話しづらい。操作の質問をしたりゲームの紹介を聞きにくい。ということでした。
ただ、普段から移動中にヘッドホン、イヤホンを使い慣れている人であればあまり気にならないかもしれません。
展示台が高いと試遊はいいけど対話がちょい不便!
今回の展示スペースの机の上にほぼ同じ幅のクラフトラックを置き、その上に液晶モニターを設置。試遊するプレイヤーが立った状態でちょうどの目線の高さに合わせました。
クラフトラックは100円ショップのセリア で売っている紙管製のパーツを組み合わせるラックを使用しました。
ゲームの試遊を希望する来場者が展示スペースの前で足を止めて「このゲーム、プレイしていいですか?」 「どうぞ!」というコミュニケーションが発生するのですが、目線高さにある展示ラックとモニターが邪魔になっていました。
サークルメンバーが通路側に立つといいのでは?とも考えたのですが、混雑した会場内で通路を横方向に移動する来場者の邪魔になりそうな感じでした。
改良案の一つとしては、クラフトラックの高さは目線の高さそのままに、幅を展示スペース半分45cm程度に抑えれば、残りの半分のスペースで来場者とのコミュニケーションもスムーズではないかと考えています。
準備不足で昼飯を食べそびれた!
イベント準備から片付けまでの開催中の時間はあっという間に過ぎました。一般来場者入場開始の午前11時からは主に配布デモディスクの作成作業に追われ、他のサークルを見て回る時間もあまり無いまま、あっという間に閉会の午後4時になってしまいました。初参加ということで勝手がわからず慌ただしかったということもありますが、色々と準備ができていた状態であれば、気分的にももう少しゆとりがあったと思います。
自分のゲーム作品がイベントまでに完成しなかった!
今回はサークルメンバー2名で参加したのですが、自分が展示する予定だったゲーム作品の準備が間に合わなかったので、出展タイトルは1作品だけになりました。
まとめ
色々ありましたが、経験に勝るものなし、ということで色々と勉強になりました。最後にひとこと。
次回のデジゲー博2018では今回の反省を生かして参加したいと思います。