こんにちは!Unityの入門書で通称”ヒヨコ本”として親しまれている”Unity5入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作 “の作例に色々とゲーム要素を追加してオリジナルゲームに仕上げる内容を連載をしています。
Chapter1:Unityの概要と基礎知識
Chapter2:インターフェイスと使い方
Chapter3:Unityを使ってみよう!
Chapter4:キャラクターを動かしてみよう!
Chapter5:ゲームのUIを作ってみよう!
Chapter6:ゲームを作ろう!(1)
Chapter7:ゲームを作ろう!(2)
Chapter8:2D機能を使ってみよう!
Chapter2:インターフェイスと使い方
Chapter3:Unityを使ってみよう!
Chapter4:キャラクターを動かしてみよう!
Chapter5:ゲームのUIを作ってみよう!
Chapter6:ゲームを作ろう!(1)
Chapter7:ゲームを作ろう!(2)
Chapter8:2D機能を使ってみよう!
ヒヨコ本の最新版が発売されました
Unityのバージョンが2017にアップデートされたのにあわせ、ヒヨコ本も最新版”Unity2017入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作 “が発売されました。バージョン4、5と引き継がれてきた作例については今回すべて新しくなりました。
Chapter1:Unityをはじめる準備
Chapter2:Unityの画面と使い方
Capture3:Unityを使ってみよう!
Chapter4:2Dゲームを作ってみよう!
Chapter5:ゲームのUIを使ってみよう!
Chapter6:3Dゲームを作ってみよう!
Chapter7:スマートフォン向けに改良しよう!
Chapter2:Unityの画面と使い方
Capture3:Unityを使ってみよう!
Chapter4:2Dゲームを作ってみよう!
Chapter5:ゲームのUIを使ってみよう!
Chapter6:3Dゲームを作ってみよう!
Chapter7:スマートフォン向けに改良しよう!
マウスクリックでボールをシーンに発生させる
今回はマウスクリックでボールが発生する仕組みを追加してみます。
Ballをプレハブに変換する [Hierarchy]ウィンドウ > Ballを選択して[Project]ウィンドウにドラッグ&ドロップ。
シーンのボールオブジェクトは不要なので削除しましょう。[Hierarchy]ウィンドウ > Ballを選択して[Delete]キーで削除します。
Ballを発生するオブジェクトを作成する
[Hierarchy]ウィンドウ > [Create]ボタン > Create Empty を選択オブジェクトを右クリック > Rename を選択。オブジェクト名を”Spawner”に変更。
[Inspector]ウィンドウ > Transform > Positionの値を下記に設定。
X -4.5 / Y 10.5 / Z 0.7
Ballを発生するオブジェクトに割り当てるスクリプトを作成する
[Hierarchy]ウィンドウ > オブジェクト”Spawner”を選択。[Inspector]ウィンドウ > [Add Component]ボタン > New Scriptを選択して下記の通り入力。
Name: Spawner / Language: C Sharp
[Create and Add]ボタンをクリック。
スクリプトの編集
作成したスクリプト”Spawner”をダブルクリックしてエディターを開き、下記の通りコードを入力します。
using System.Collections; using System.Collections.Generic; using UnityEngine; public class Spawner : MonoBehaviour { // シーンに発生させるオブジェクトを格納する変数"prefab"を宣言 public GameObject prefab; // ゲーム中の繰り返し処理 void Update() { // マウス左クリック(ボタン"Fire1")したとき if (Input.GetButtonDown("Fire1")) { // 変数"prefab"に格納されたプレハブをシーンに発生させる Instantiate(prefab, transform.position, transform.rotation); } } }
スクリプト”Spawner”の変数フィールドにプレハブ”Ball”を割り当てる
[Hierarchy]ウィンドウ > Spawner を選択。[Inspector]ウィンドウ > Spawner (Script) の変数”prefab”フィールドにボールプレハブをドラッグ&ドロップで割り当てます。動作確認
ここまでの内容をWebGLでビルドしてみました。マウス左クリックでボールが発生します。連続クリックするとボールが大量に発生します。
今回のまとめ
今回はマウスクリックでボールを発生する仕組みを追加しました。次回はスタートボタンを作成してみたいと思います。