CGスクールを途中で脱落してしまったことを反省。異論は認める

今回は、私がCGスクールに入学して3DCGの勉強を始めたものの、ちょっとしたきっかけで授業に出席しなくなり、脱落してしまった話について紹介したいと思います。

3DCGを勉強するためにCGスクールへ入学

Classroom School Education – Free photo on Pixabay.

ずいぶん前の話になりますが、私は3DCGの技術を身に付けるためにCGスクールに通っていました。学ぶ期間は約1年。専攻は3DCGアプリケーションの操作習得に絞った内容でした。

入学した同じクラスの人数は20人ほど。そのCGスクールは専門学校ではなかったこともあり、他業種からCG業界への転職を目的とする社会人。それからデザイン業界、CG業界の仕事に就いていて、新しく3DCGを習得を目的としている社会人がほとんどで、学生は少なかったと思います。

ちょっと古い話で記憶があいまいですが、時間割は週1日の授業で、1日に6時間程度。授業の内容は一般的なもので、用意されたのテキストのチュートリアル内容に沿って3DCGアプリケーションの操作方法を覚える形で進んでいきました。

最初のつまづき

Holzfigur Stones Life Struggle – Free photo on Pixabay

当初は問題なく出席して授業を受けていたのですが、半年を過ぎてカリキュラムの折り返しの頃、これまでに学んだ内容を使って短いCGアニメーションを制作する課題制作を行うことになりました。そしてまずはアニメーションのアイデアを考えて絵コンテを作成に入る、というところで、年末年始の冬休みに突入しました。

冬休み明けの最初の授業。私は課題制作のアイデアがまとまらず絵コンテがてきていなかったことから、「絵コンテができていないまま、授業に出ても次の作業に進めることができない」と考えが煮詰まってしまい授業を欠席しました。

その後、一度欠席したことをきっかけに、そのまま再び出席することなく在学期間を終えてしまいました。

CGスクールに通わなくなってしまった理由を考える

Why Question Blackboard – Free image on Pixabay

当時を思い返し、卒業まで通い続けなかった理由を整理してみるとこんな感じです。

  • きっかけは中間発表制作課題の準備ができていないことで授業を欠席
  • 受講内容の半分を消化し、授業内容や流れをある程度つかんだ印象として、残りの授業をすべて出席してもあまり多くのことを習得できると感じられなかった
  • スクール内で3DCGアプリケーションを使用する自習時間を確保するのが難しかった
  • 独学で学び始めた別の3DCGアプリケーションの存在

CGスクールでの自習時間について

Startup Start-Up People Silicon – Free photo on Pixabay

そのCGスクールでは、授業の行われていない空き時間の教室について、予約制で自習に使用することができました。さらに自習専用の教室もあり、多くの学生が自習室で作品制作を行っていました。

自習室の予約は先着順で多くの学生が自習を行うため、自分が希望する日時に予約を取ることが難しく、ほとんど自習を行うことができませんでした。

多くの学生がスクール内の自習室で自習を行っていた理由は、授業で使用している3DCGアプリケーションは非常に高額で、さらに使用するPCも高性能なものが必要だったので、学校と同じ制作環境を個人で揃え、自宅で自習するのは難しいことでした。

私としては「自宅では独学で学ぶことができない3DCGアプリケーションを学べる」というのが、このCGスクールに入学した最も大きな理由だったので、自習時間に3DCGアプリケーションを使用することがあまり期待できない状態というのは悩みどころでした。

CGスクールに入学した理由と3DCGの独学

Office Work Desk – Free photo on Pixabay

実はCGスクールに入学する前に、別の3DCGアプリケーションを購入して自宅で独学で勉強を始めていました。しかし、3DCGの独学は手探りの連続で、何をできるようになったら良いかもわからない状態だったので「これはちゃんと学校で勉強した方がよいだろう」ということでCGスクールに入学したという経緯がありました。

CGスクール内での自習に期待できない状態に、さてどうしたものかと考えていたとろこ「結局は自宅にある別の3DCGアプリケーションでの独学に戻れば良いのでは?」という考えに傾いていきました。

そして私は冬休み明けからの授業に出席せずに自宅での独学に戻りました。その後は以前と比べて3DCGの独学にある程度の目安ができて勉強がはかどりました。これはCGスクールの授業で学んだことが手助けになったのだと思います。

反省点

Woman Solitude Sadness – Free photo on Pixabay

そんなわけで、入学したCGスクールを途中で脱落してしまったわけですが、自習時間は期待できなかったとしても最低限、授業時間は3DCGアプリケーションを使用できたのですから、勝手に早合点して投げ出すことは無かったと反省しています。

また、授業のカリキュラムでは卒業前の1ヵ月間、卒業制作の期間が用意されており、さらに卒業生は卒業後もしばらくは学校の自習室を使用できるという条件がありました。それらの点も考えると、ちゃんと卒業制作までおこなうべきでした。

なんといっても、せっかく高いお金を払って入学したわけですから。

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