こんにちは!Unityの入門書で通称”ヒヨコ本”として親しまれている”Unity5入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作
今回からヒヨコ本の中で地形オブジェクトを使用したChapter5の作例の改造を始めたいと思います。
一通り書籍の内容に沿ってシーンの作成ができたところで、UIオブジェクトのレイアウトに関する部分を調整します。
ゲーム画面のスケーリングに対応できるよう、UIオブジェクト”Canvas”の”Canvas Scaler”コンポーネントのプロパティを調整します。
幅1280 x 高さ720 の縦横比で幅を基準にUIオブジェクトがレイアウトされるように設定をします。
UIオブジェクト”Timer”の”Rect Transform”コンポーネントのプロパティを調整して…
“Text (Script)”コンポーネントのプロパティで”Font Size”を調整します。
UIオブジェクトの”StartButton”の”Rect Transform”コンポーネントのプロパティを調整して…
UIオブジェクトの”StartButton”の子供のオブジェクト”Text”の”Text (Script)”コンポーネントのプロパティで”Font Size”を調整します。
微調整したら動作確認してみます。
Chapter5作成完成状態ではキャラクター”PQchan”のキャラクターコントローラーはカメラの向きに関係なく、Wまたは↑キーで常に北方向に移動するため、使用しているカメラアセット”Free Look Camera Lig”と相性が良くありません。
なので、”Standard”アセットの”ThirdPersonCharacter”のコントローラーに変更したいと思います。
それでは改造に入りましょう。まずはStandardアセットの”ThirdPersonCharacter”を使用できるように”Characters”アセットをインポートしておきます。
メニュー:Assets > Import Package > Characters を選択。
インポートが完了すると[Project]ウィンドウ > Assets > Standard Assets > Characters フォルダがあり、中にはFirstPersonCharacter、RollerBall、ThirdPersonCharacter フォルダがあります。
ファイル選択ウィンドウが開いたら”ThirdPersonAnimatorController”をダブルクリックして選択します。
再び[Hierarchy]ウィンドウ > PQchan を選択。[Inspector]ウィンドウ > “Animator”コンポーネントの右上にある 歯車ボタンをクリック > Paste Compornent As New をクリック。
すると必要なコンポーネントがすべてまとめてペーストされます。(画像拡大 )
ここで動作確認をしようと思いゲームを再生してみるとクエリちゃんが宙に浮いたままになってます…
修正するために、ペーストしたコンポーネントのプロパティを調整しましょう。まずは”Capsule Collider”のサイズを調整。
次に”Third Person Character (Script)”コンポーネントのプロパティを変更。
“Jump Power”の値を”6″に変更。”Ground Check Distance”の値を”0.3″に変更します。
最後に”FreeLookCameraRig”オブジェクトの位置と向きを調整します。
[Hierarchy]ウィンドウ > FreeLookCameraRig > [Inspector]ウィンドウ > “Transform”コンポーネント > Position X 50 / Y 0 / Z 50 / Rotation X 0 / Y 180 / Z 0に設定。
ここまでの内容をWebGLでビルドしてみました。カメラが向いている方向にキャラクターが前進できるようになったので操作しやすくなりました。
ヒヨコ本のChaptrt4~5で使用されているキャラクターの3Dモデルアセット”クエリちゃんアセット “は株式会社ポケット・クエリーズ が運営するクエリちゃん公式サイト で様々なプロモーションが行われています。