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Blender: クイックエフェクトで煙を作成してEeveeレンダラーでレンダリング

今回は最新版の Blender 2.8 を使ってクイックエフェクトで煙を作成。Eevee レンダラーでレンダリングするまでの基本的な手順を試してみました。

クイックエフェクトの追加

まずは、新規シーンに配置されている Cube を選択してクイックエフェクトを追加します。
[3Dビューポート]ウィンドウ > オブジェクト > クイックエフェクト > 煙

シミュレーションの範囲となるドメインが作成されます。

シーンに配置されていた Cube は物理シミュレーションで煙の発生源となるフローに設定されています。

シミュレーションの実行

アニメーションを再生して物理シミュレーションを実行すると煙が立ち昇る様子が確認できます。

ここで画像をレンダリングしてみると…

レンダリング画像はドメインの大きさ全体に煙が詰まっておりビューポート表示と違います。なぜ?

今回のつまづきポイント

しばらく調べて、物理シミュレーション結果はシーンを保存してベイクしないとレンダリングされない。ということに気が付きました。

物理シミュレーションのベイク

物理シミュレーション結果をベイクするために、まずはシーンを保存します。

シーンを保存すると[ベイク]ボタンが有効になるのでクリックして物理シミュレーションをベイクします。

物理シミュレーションのベイクが完了するとタイムラインの下部分に黒いラインが表示されます。

レンダリングして確認。今度はちゃんと煙が立ち昇っている状態になりました。

各種調整とレンダリング

煙の発生源であるフローの Cube が邪魔なので、レンダリングしないようにします。

これで煙だけの状態になりました。

それからドメインのサイズを変更して煙が広がるようにします。

[3Dビューポート]ウィンドウ > 追加 > フォースフィールド > 乱流 を追加します。

パラメータはだいたいこんな感じで。

[プロパティ]ウィンドウ > 挙動 > 温度差 を調整して煙の立ち昇る動きを止めました。

後はライトの位置と色を調整。とりあえず今回はこのようになりました。多くのパラメータがあるので難しいですが、引き続き色々試してみたいです。

参考

煙を作成してEeveeレンダリングを行うまでの基本的な手順が紹介されている動画です。

corevale