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Unreal Engine 4:サードパーソンテンプレートのキャラクターを置き換える

プロジェクトのテンプレートに登場するマネキンキャラクターをアセットストアのキャラクターに置き換える手順を試してみました。

マーケットプレイスからキャラクターアセットを入手

まずは無料のキャラクターモデルのアセットをマーケットプレイスからダウンロード。対応しているエンジンのバージョンは2.21までで、最新の2.22には未対応。

Military Character Dark

新しいプロジェクトを作成

エンジンバージョン 2.21 で新しいプロジェクトを作成します。

[新規プロジェクト]タブ > [ブループリント]タブ > テンプレート[サードパーソン]を選択してプロジェクトを作成します。

初期マップの”ThirdPersonExampleMap”が開いた状態になっています。ひとまず再生して動作確認してみます。

キャラクターアセットのインポート

Epic Games Launcher のウィンドウに戻って、アセット Military Character Dark をプロジェクトに追加。

プロジェクトウィンドウに戻り、[コンテンツブラウザ]ウィンドウにフォルダ Military Character Dark が追加されていることを確認します。

[コンテンツブラウザ]ウィンドウ > フォルダ Military Character Dark を開くとこのようなファイル構成。男女2種類のスケルタルメッシュがありました。

スケルタルメッシュ MW_Style2_Female と MW_Style2_Male はあらかじめスケルトン MW_Style2_Male_Skeleton が割り当てられています。

スケルトンの変更

スケルタルメッシュ MW_Style2_Female と MW_Style2_Male を右クリック > スケルトン > スケルトンを割り当てる を選択。

[スケルトンを選択する]ウィンドウが開いたら UE4_Mannequin_Skeleton を選択して 右下の [承認] ボタンをクリック。

スケルトンの割り当てを変更したのでアセットファイルの上書きをします。メニュー:ファイル > すべて保存 を選択。

スケルトンの割り当てが完了していることを確認します。まず、スケルタルメッシュ MW_Style2_Male をダブルクリックしてエディタウィンドウを開き、ツールバー:Preview Animation > ThirdPersonWalk を選択。アニメーションが再生されることを確認したらエディタウィンドウを閉じます。

ブループリントクラス ThirdPersonCharacterの変更

[コンテンツブラウザ]ウィンドウ > フォルダ ThirdPersonBP > フォルダ Blueprints > ブループリントクラス ThirdPersonCharacter をダブルクリックでエディタウィンドウを開きます。

エディタウィンドウの[ビューポート]タブに切り替えてキャラクターを選択します。

[詳細]ウィンドウ > Mesh > Skeltal Mesh のダウンリストをクリック。SK_Mannequin を MW_Style2_Male に変更します。[ビューポート]のキャラクターも変わります。最後にエディタウィンドウを閉じます。
[マップエディタ]ウィンドウに戻ると、こちらの[ビューポート]のキャラクターもちゃんと変わっています。

先ほど編集したブループリントクラス ThirdPersonCharacter を上書き保存しておきます。メニュー:ファイル > すべて保存を選択。

再生テストしてみました

最後にエディタのビューポートで再生した状態はこんな感じです。

今回はスケルトンの構造とボーン名が標準のマネキンと全く同じキャラクターアセットだったので、スケルトンファイルの割り当て変更は簡単でした。

参照Webサイト

アニメーション リターゲット – Unreal Engine4ドキュメント

リターゲットされたアニメーションを使用する – Unreal Engine4ドキュメント

アニメーション リターゲット(異なるスケルトン) – Unreal Engine4ドキュメント

corevale

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corevale