こんにちは!UnityのAsset Storeで購入したアセットや、無料で提供されているアセットを実際に使ってみて紹介してみたいと思います。
今回は無料の3D建物モデルアセット”Morgue Room PBR – Rokay3D “を紹介します。病院にある遺体安置室。海外ドラマでなんかでよく見る感じですね。
アセットページの情報が英語だったので翻訳しました。
アセットを新規プロジェクトにインポートした[Project]ウィンドウの中身はこの通りです。
これはアセットに含まれているサンプルシーンで使用されているものです。既存のプロジェクトにインポートするとファイルが競合する場合があるので、新規プロジェクトにインポートして必要なファイルだけエクスポートしてから既存のプロジェクトにインポートした方が良いでしょう。
Lighting data asset ‘LightmapSnapshot’ is incompatible with the current Unity version. Please use Generate Lighting to rebuild the lighting data. Realtime Global Illumination cannot be used until the lighting data is rebuilt.
UnityEngine.GUIUtility:ProcessEvent(Int32, IntPtr)
サンプルシーンを[Scene]ビューで上から見るとこんな感じです。
付属しているサンプルシーンはUnityのStandard AssetsのFPSControllerが配置済みなのでゲームを再生するとすぐにウォークスルーをすることができました。グローやレンズフレアのエフェクトがいい感じです。
再生すると[Console]ウィンドウに注意メッセージが出ました。「オーディオソースが無効になっているので再生できません」ということです。
調べてみるとFPSControllerの[Audio Source]コンポーネントが無効になっていたので有効にしました。
アセットに含まれるテキストメモ”info_morgueroom”の内容を見てみます。
頂点スナップを有効にするには[V]キーを押したままカーソルを頂点に近づけると、最寄りの頂点位置にギズモが移動します。そのままオブジェクトを移動すると、別のオブジェクトの頂点にスナップすることができます。また[Shift]+[V]キーを押すことでスナップ機能を有効にしたままにできます。こちらのページを参考にさせてもらいました。
Unityのオブジェクトのスナップ移動 _ Unitter.net
頂点スナップ機能を使えば、用意されている床や壁などのプレハブを使って部屋が簡単に作れますよ。ということですね。モジュール式の天井、床、壁のプレハブはこんな感じです。
ということで、サンプルシーンをWebGLでビルドしてみました。
テクスチャのサイズが2048ピクセルだとWebGLのダウンロードサイズも大きくなるので、
WebGLのビルド時用に設定を変更しました。
それからWebGLをブラウザ内で表示する場合、マウス移動で視点を操作するとゲーム画面からカーソルがはみ出してしまうので、マウスカーソルをゲーム画面内に戻しやすいよう、マウス左ドラッグでの視点操作に変更しました。
ということで今回は遺体安置室の3Dモデル「Morgue Room PBR」を紹介しました。天井、床、壁のプレハブがモジュール式になっていてオリジナルの部屋を簡単に作ることができるのが良いですね。