2017年10月12日にリリースされたUnity 2017.2.0についてアップデート内容から気になる点をピックアップしてみたいと思います。
ひとつ前のバージョン2017.1.2f1までは次のように[Project]ウィンドウで右クリック > Create > JavaScript が選択できました。
またはオブジェクトを選択した状態で[Inspector]ウィンドウ > [Add Component]ボタンをクリック > New Script > Language >JavaScript が選択できました。
しかし2017.2.0.f3をインストールしてJavaScriptを作成するために[Project]ウィンドウで右クリック > Createを選択すると、次のようにJavaScript メニューがなくなっています。
念のため、オブジェクトを選択した状態で[Inspector]ウィンドウ > [Add Component]ボタンをクリック > New Script を選択してみると、次の通りLanguageでJavaScriptの項目が無くなっています。
既存のJavaScriptファイルは動きますが新規スクリプトでJavaScript作成できない形にしてフェードアウトということですね。インターネット上で紹介されているUnityのチュートリアルやハウツー情報でもJavaScriptコードが紹介されているケースはあまり見かけなくなりましたから、C#スクリプトのユーザーが大半になったということなんでしょう。
一応、WindowsのエクスプローラーでプロジェクトのAssetsフォルダを開いて直接JavaScriptファイルを作成することは可能です。とはいうもののJavaScript使うのはもうあきらめたほうが良さそうです…
その他、詳しいアップデート内容については公式ブログ で紹介されています。
追加機能の一つ、インタラクティブチュートリアルはちょっと気になりますね。Unityを起動してプロジェクト選択ウィンドウに新しく[Learn]タブがあります。選択すると左側にカテゴリーがありプロジェクトファイルをダウンロードして学べるようです。
YouTubeにも紹介動画があります。