みなさんこんにちは!オープンソースで開発されている統合型3DCG作成ソフトBlenderのバージョン2.79がリリースされました。
Blender 2.79 リリース内容
公式Webサイトのリリースノート“の内容から気になるところをいくつかピックアップしてみましょう。
リリースのハイライト
- Cycles: ビルトインの Denoise、Shadow catcher、Principledシェーダー、AMD OpenCL 最適化。
- Grease Pencil: 新しいフレーム補間ツール、レイヤー毎のオニオンスキニング。
- Alembic: 互換性、安定性、対応の改善。
- User Interface: 再利用可能なカスタムコンフィグレーションの初期対応、自働 DPI スケーリング。
- 23の新アドオン追加と、いくつかのアドオンが更新。
- さらに: 大量のバグ修正とその他改良!
Cyclesレンダリングの更新内容
- レンダラー同梱のデノイズ
- 広範囲の素材をレンダリングできる Principled(プリンシプル)BSDF シェーダー。
- CGI 要素を実写映像に合成するためのシャドウキャッチャー。
- 高速化され、NVidia CUDA と同等の機能を持った AMD OpenCL レンダリング。
- ハイダイナミックレンジの処理を改善する、Filmic 色管理。
Cyclesレンダリングが高品質化、機能アップしたようです。AMDのビデオカードでCyclesレンダリングが高速化されたのは選択肢が広がるのでいいですね。Cyclesレンダリングの詳しい更新内容は公式Wikiのページ に詳しい解説があります。
新しく追加されたアドオン
Dynamic SkyとArchipackが気になりますね。英語ですが詳しい解説が公式Wikiのページ にあります。
Dynamic Skyのプロモーション動画を見ると色々試してみたくなりますね!
Archipackも動画がありました。窓やドアを配置すると自動的に壁がくり抜かれます。プリセットのパーツが用意されていて、パラメータ調整で様々なバリエーションができるようです。