Unity:ワークショップ「Unityでゲームを作ろう!vol.1」の復習で三色団子をシーンをつくる

みなさんこんにちは!先日参加したUnityのワークショップ”Unityでゲームを作ろう!vol.1″の内容についてはこちらの記事で紹介しましたが、今回は復習を兼ねてワークショップで制作した内容をあらためて作ってみることにしました。

三色団子をつくってみる

今回はワークショップの前半で制作した、だんご3兄弟の手順をベースにリアル風の三色団子を作ってみることにします。

団子のモデリング

モデリングについては、プリミティブのShereとCylinderの組み合わせになります。ひとまずこんな感じ。真っ白団子です。

団子のマテリアルを作成

ワークショップではStandardマテリアルにAlbedoカラーを設定しただけでしたが、今回はAlbedoカラーにAlphaチャンネル付きのテクスチャ画像を割り当て、AlphaチャンネルをSmoothnessのソースに設定。Normal Mapにもテクスチャ画像を使用しました。画像は次のようになります。左側の画像はAlbedoカラー用のAlphaチャンネルの内容、右側はNormalマップ画像です。Normalマップはこちらの記事で紹介した”AwesomeBump”で作成しました。

串のマテリアルにもテクスチャ画像を用意。”textures.com “から”WoodPlanksClean0101 “を素材にして加工しました。

マテリアルを設定した団子はこんな感じになりました。

団子を盛り付けるお皿の作成

せっかくなので、団子をお皿に盛り付けてみましょう。お皿はCubeで作成します。お皿のテクスチャは”textures.com “から”Plastic0146 “を素材にして加工しました。このNormalマップもこちらの記事で紹介した”AwesomeBump”で作成しました。

お皿に盛り付けた三色団子ができました。

SkyBoxマテリアルの作成

もう少し改良しましょう。背景になるSkyBoxマテリアルを変更して室内のライティングに変えてみます。HDR画像を使用して新しくSkyBoxマテリアルを作成してみます。フリーのHDRI画像を公開している”HDRI Haven “から”Cabin “を使用しました。

室内がはっきり写っている画像をそのままSkyboxとして使用すると背景が目立ってしまうので、ぼかしをかけてこんな感じに調整しました。

調整したHDR画像を[Project]ウィンドウにドラッグ&ドロップでインポート。そして[Inspector]ウィンドウで次のように設定します。

次にSkyboxマテリアルを作成します。[Project]ウィンドウ > [Create]ボタンをクリック > Material を選択。マテリアルファイルが作成されたらマテリアル名を”Skybox”にしましょう。[Inspector]ウィンドウ > Shader > Skybox/Cubemapに変更。先ほどインポートしたHDR画像をCubemap (HDR)に割り当てます。

メニュー:Window > Lighting > Settings を選択。 [Lighting]ウィンドウが開いたら、[Project]ウィンドウにある先ほど作成したSkyboxマテリアルを[Lighting]ウィンドウのEnvironment > Skybox materialにドラッグ&ドロップで割り当てます。

[Scene]ビューと[Game]ビューの背景が更新されました。こんな感じになりました。

最後にライト調整をしましょう。Skyboxのライトの向きとシーンに配置されているDirectional Lightの向きが合うように調整し、Directional LightのColorとIntensityの値も調整します。Main Cameraの位置と向きを調整して[Game]ビューで表示を確認。ちょっと色味が強いようですが、とりあえずこれで完成しました。

WebGLビルド

というわけで出来上がったシーンファイルをWebGLでビルドしてみました。マウスドラッグで水平に回転することができます。それから団子もマウスドラッグで移動できるようになっています。

もう少し改造したら団子積みゲームができそうです。近いうちに挑戦してみたいと思います。

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